初回  平成22年11月15日
女性 29歳 未婚

<主訴>
食欲がなく、食べたらお腹が張りもたれる
下痢がとまらない・精神的疲労・頭痛・肩こり

<その他付随症状>
疲れやすい・手足が冷えてしびれる・髪の毛が抜ける、ぱさつく・睡眠障害など。

<現病歴>
平成22年8月に転職する。データ入力中心の事務処理関係の仕事であった。
そこは今までのところより、入力内容の量が多くて拘束時間が厳しいところであった。また上司も厳しく、少しでも違うと怒鳴られることもあった。働き始めてからすぐに、腹痛がおこって下痢するようになる。そのうちに食事をすると気分が悪くなり、食事が取れないようになり、下痢が続くようになる。また睡眠も浅くなり、よく夢をみるようになる。

同年10月初旬 職場で過呼吸で病院に運ばれる
同年10月中旬 病院にて過敏性腸症候群と診断され、精神安定剤を処方される。気分的に少し楽になるが症状変わらず。
同年10月下旬 自宅にて二回目の過呼吸発作が起こり病院に運ばる。心療内科より精神安定剤・漢方・睡眠導入剤を処方されるがあまり症状に変化がなく休職する。11月中旬に当院に来られる。

<証>
肝うつ脾虚(一部肝血不足)・・・・精神的な抑うつ感などにより、肝の臓の気のめぐりが悪くなるうえ、脾の臓にまで影響を及ぼし弱めさせる。

その結果、食欲低下や下痢などの胃腸障害の症状が出る。

また脾の臓は食べたものを気・血として生産させる大本であるために、気・血の不足まで起こり、睡眠障害、手足の冷えとしびれ、髪の毛が抜けやすい症状もおこった。

<治療>
太白(脾の働きを補って高める)、霊道(血を補いながら肝の気の流れをよくする)

<経過>
2診目より食欲が出てくる。

3診目で食事量がとれるようになり、便も形になってくる。

5診目で調子が良くなる。安定剤は飲まないと不安が出てくるので服用しているが、
漢方・睡眠導入剤は止めても眠れている。

15診目の約1ヶ月後で胃もたれを残す以外、大方体調が戻る。

20診目まで週3回治療。以降週2回治療。

治療開始してから約2ヶ月半後の今年月1月末、新たな職場を見つけ仕事を復帰する。
仕事についてから、肩こりと胃もたれががでてる為、治療を週1回継続中。

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当初、来院された時は病気がよくならずに悲痛な面持ちでしたが、体調が良くなるにつれ、笑顔がもどり、無事に社会復帰されることができたことは、治療者としても本当に嬉しいことです。

こちらの方のように、ストレスなどから起こる体調不良は実は薬よりも鍼灸治療の方が良く効くことが多いです。そして現代のパソコン入力などの仕事は気が滞りやすいので適度な運動が鍼灸治療の他にも回復、予防にはとても大事なことです。

みなさんも適度な運動を心かけましょうね。

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