女性36歳

<主訴> 逆子

<経緯>

1年前に結婚。28週目より逆子の診断を受け、初診時30週目。

<既往歴>

2回、妊娠初期に流産あり

<随伴症状>

妊娠後期になってから、寝つきが悪い。

トイレで目がが覚めてから眠れず、熟睡感がない

胸やけがしやすい。

咳を一回すると止まらない。

<病因>

元々腎の陽気不足のところがあって、逆子になった

<治療>

腎の陽気を高める

<選穴>足の膀胱経、至陰のツボに直接灸をすえる

<経過>
初回、至陰のツボにお灸を5壮すえて終了

2診目、32週目。睡眠とれる日も出てきたとのこと。咳が良く出るということ、督脈の圧痛もあることから上焦(隔膜より上部)の気のうっ滞があるとして、打鍼を至灸のあとで行う。

4診目まで同治療。

 

当院4診後、病院の検診にて正常位に戻っていたと報告を受けた。

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逆子は病院では27、28週目において診断されやすく、寝かたや、

体操などの指示を受けて経過を見ます。その後、逆子が戻らない場合、36,37週目で

外回転術を行うか帝王切開の準備に入るような流れになります。

 

 

逆子の治療で鍼灸治療に来られるのは28週目以降で来院されます。

 

 

28週から32週目までに鍼灸治療された場合は大体1回~3回くらいの治療の回数で、

大方8割程度の方が鍼灸治療によって治ります。

 

 

残り2割は母体もしくは胎児にとって動かない方が良い場合、

例えば胎児にへその緒がまきついているなどの理由で鍼灸治療をしても治らない場合もあります。

 

 

そして33週目を超えて鍼灸治療を開始されたると、胎児が大きくなり、お腹で動きが悪くなるため、

逆子が治る率はだいぶ悪くなります。

 

 

また初産の方よりも、出産経験のある方の方が治りやすいです。

 

 

これらのことより、初産で逆子と診断され方で鍼灸治療を希望され方はお早めに

できたら30週目までに開始されることをオススメいたします。

 

 

そうしますと、鍼灸治療回数も少なく、体も楽になりますよ!

『みなさまのお声』をいただいていますので、どうぞご参考にしてみてくださいね。

 

 

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